わが国日本では「家族の解体」という現象が昭和の時代からはじまりました。高度成長期と言われ文字通り経済が成長の一途を辿り「人手不足」が当たり前のようになり、「地方から都会へ」と若者が集団で就職して不足する住宅が「公団住宅」として供給され官民足並みを揃えて住宅を供給し続けました(この目で見たわけではないけど)。・・・親の元を離れて就職して「我が家」を構えて家族を持ち子どもを育て、その子どもは大人になり就職して「我が家」を構え・・・と親の住む家では子どもにとって「自己都合に合わせた生活」もままならないのがふつうになってきたと見受けられます。「我が家」はその家を手に入れて暮らしていた世代がいなくなれば空き家になる・・・。こんな現実が『空き家問題』をみつめると見えてきます・・・。