日本の『空き家問題』の遠因は昭和の時代からはじまった「家余り現象」です。世帯数を住宅の戸数(マンション住戸を含む)が上回った結果です。このため当時からの「古い空き家」(空き家になって久しい家)が『空き家問題』の根幹(危ない、不安、迷惑、物騒・・・)にされているように感じます。家はそんなに簡単に傷まないし、不動産という『資産』であるはずの家をまるで「使い捨て耐久消費財」のようにほったらしにしているのではなく、住んでいる人が住みやすく、そして誰もが住みやすい家にするヒントを詰め込んで一冊の本にしようと奮闘?しています。日本で空き家が増えていく理由(わけ)を探りながら・・・。